米づくりアラカルト

池の田植えが終わりました。石ばし庵は旅人のおもてなしにおいしいお米を2反歩作っています。今年は池の独自の地酒を作ろうと、有志相集い、酒米「五百万石」の苗をうえました。地酒造りは今年で4年目、既に独自の地酒ブランド「池のさと」を完成させています。コクがあり、芳醇でまろやかな「池のさと」。石ばし庵でどうぞ試飲下さい。

 Vol.1 台風4号襲来。5百万石は?  2003-6-1

台風4号は池のたんぼにも大雨をもたらした。川が溢れ,たんぼは水没。稲が顔をだしているのはごく一部の高台のみで湖状態でした。

5月に植えた苗がながされるか、泥に埋まるか、心配をした。最悪の場合再度の田植えかーー。池の百姓たちは眠れぬ夜をすごした。

雨水をためず被害を最小限に抑えるためには水門を開ければ水はひく。そうなると別荘地、八幡野地区は濁流の渦になる。人的被害を無くすため、田んぼはダム化し下流の人々の命と財産を守ることが伝統して受け継がれている。

5月の台風・大雨被害は38年ぶり。
そして朝、夜明けと同時に軽トラックが走る。
田んぼの光景はいつもの姿だ。苗も、空に向かって伸びていた。稲の生命力には驚く。10センチにも満たない苗がしっかり根を張っていたのだ。身の丈の数十倍いや数百倍の重みや流れに負けず根を張っていたのだ。

 よし!ことしも米作りがんばるぞ    石ばし庵 庵主

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 Vol.2 病気と闘う「稲」 2003-7-22

稲刈りグループの皆さんへ


今年は梅雨明けが、平年より10日もおくれています。
 長雨と日照不足が作物に影響を与えています。当地、池の田んぼにはイモチ病が、大発してしまいました。
葉っぱが茶色になりトロけてしまう。稲にとっては命とりになる病気です。
 米どころ、稲作地帯の農業試験所は情報と対策を一斉にながしています。   
       
石ばし庵の田んぼ. 今のところは絶好調なのです。
「田んぼを見に行くのが楽しいよ。よそがオッカシイのに、うちのは色合い、勢い、みんないい。おもしれーな!」
 いつもは、「歩けねえ」「トラックに乗せて行け」というおばあさんが、専用自家用車=老人用乳母車を押して視察にまわっています。

 「うちの田は いいなー どうしたことだろう!」と。
 「石ばしの田が、一番いい。イモチもないし、げんきがある」


長老たちの弁である。素人にやられた!
胸中はそんな、我田引水的発想かもしれないが、とにかく現実は農薬を散布しないと全滅の危機なのだ。伝染性の強い病気なので,一刻も早い対応が必要なのだ。

 我が田もこれからの天候次第で、わからない。
いまのところの「差」は、化学肥料と有機肥料の違いはでている。
 ことしは、とくに米ぬかをたくさん播いた。350キロ。この効果ははっきり出ている。土ごと発酵させる農法です。
微生物が増えるためにたくさんの小魚などがふえてきます。鴨も飛んできて足・水かきで土をかき回してくれるので雑草もはえません。
なによりも、地力が増し根が生きているのでしっかりとそだっているのでしょう。

 これは、ぼくの知恵ではありません。農文教(農山村文化協会)発行の月刊誌「現代農業」のおかげです。
日本のお百姓さんの経験がたくさん詰め込まれています。

そこから学んだおかげです。       石ばし庵 庵主

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 Vol.3 もうすぐ収穫  2003-9-6

台風に冷夏、そのうえ雨が多く、大方の野菜や米は日照不足で生育が悪く、病気が多く発生している。

土地の長老がこそって激賛する「石ばし庵」の米は、いもち病にも煩わされず元気に順調に生育している。稲穂が段々と黄色くなり実りの秋も間近い。

 Vol.4 稲刈りグループの皆さんへ  2003-9-17
 

 今年の稲、その名は「はえぬき」山形県産の種です。
この特徴はコシヒカリ(昨年まで作っていた米)より背丈が25センチ程低く倒伏に強い。いもち病にも強い。
合わせて、食味は上の上、品質の安定度は上。山形県の推奨米です。県の研究機関総力を挙げての品質でコシヒカリのうまみ。秋田こまちの堅牢さを合せたものです。

産地では不良だと言うのに、なぜか池石ばし庵産米は豊作に近い。有機栽培の成果かも知れません。池の田んぼの殆どは3〜4割の減収、いもち病と日照不足プラス化学肥料を多用した為です。病気だといっては農薬を2度も3度もかけ悪循環のるつぼにはまってしまいました。

石ばし庵の肥料は人糞、動物の血液を固形化したものと350キロの米ぬか散布をしました。
この結果外気より水温が3度上がり、”冷害”の影響を最小限に留めたと言っていいでしょう。
村中で言えば「1〜2番」(古老・80歳)。

 今年の稲刈りはこうしたドラマが背景にあります。
稲刈り日程は

第一案の9月27〜28日でOK、但し雨天延期
27日はこの日朝から稲刈り作業をする。


出発、到着予定をお知らせください。
順調に行けば10月4,5日が脱穀です。信二郎参加。
小林チームにも連絡を取って見てください。

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